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「ERGO M575」3年使用レビュー|革新的なエルゴノミックデザインで疲れにくく、快適な作業環境を実現可能な最強のトラックボール

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今回はロジクールのトラックボール「ERGO M575」を購入から約3年間使用したので、基本的なレビューと経年による変化について書いていきます。

2021年5月頃からブログ更新やDTMによりほぼ毎日ハードに扱われてきた結果のデータは、購入を検討している人にとってはそれなりに参考になるのではないかと思います。

仕様について

 

  • 人間工学に基づいたデザインで手にかかる負担を軽減
  • 2000DPIの精度でトラッキング
  • ワイヤレス・Bluetooth両対応
  • 接続範囲は最大10m
  • USB接続時24ヶ月、Bluetooth接続時20ヶ月のバッテリー寿命
  • 平均価格は7,000円ほど(2,024年8月現在)

 

「ERGO M575S」と「M570」の比較

1世代前のモデル「M570」との比較で並べるとこんな感じ。ごくごく僅かにM575の方が大きいです。

上から見ると特に大きな違いは見当たりませんが、M575Sはパームレスト全体に筋が付いていてグラデーションのようになっています。

ボールはM570がオーソドックスなブルーに対してM575Sはグレーにブルーが混ざったようなカラーです。

シェイプはM575の方がシャープで全体的にスッキリとした印象。

 

正面から見るとここで大きな違いがあります。

見ての通りM570と比べてM575は角度が急になっています。

人間工学に基づいたデザインなので、こちらの方が手に掛かる負担は少ないのだと思われます。

さらにエルゴノミックなデザインのものだと、手がほぼ縦になるものもありますが、確かにこれくらいの方が使いやすいかもしれません。

実際に手を置くと大きな違いが

エルゴノミックデザインとは言え、これくらいの差でそんなに違いが出るものかと思いつつ双方に手を置きながら比べてみると…

驚くほどに違いました。なるほど、これは確かにM575の方が手が楽に置けるし、手首への負荷も殆ど掛かっていません。

角度が急になったことにより、より自然に手を置いているだけのような感覚になっています。

また、M570の時に感じた人差し指、中指の付け根に対する負荷、手のひらと手首の境界線あたり(生命線の一番下あたり)の負荷もM575だと全く感じませんでした。

M570も良いものですが、長時間作業をしていると指の付け根や手首が疲れてくるので、これは大きな改善だと言えますね。

M570からの買い替えや、マウスから移行する人はM575を選んでおけば間違いはないと思います。

3年後のコンディション

ということでここからは3年後のM575です。

元々つや消し仕様だったのが経年によって全体的にツヤツヤになってしまいました。

特に左クリックボタンは酷使されてきたので指の腹の形にツヤが出ていますね。

 

ボール周りは特に変化がなく、転がす際のスムーズさに関しても掃除さえきちんとしておけば劣化は感じられません。

スクロールホイールも購入当時と変わりなくしっかり動きます。

 

チャタリングに関しては今のところは大丈夫そうです。

ほぼ毎日、ブログやDTMで酷使している割には頑張ってくれています。

個体差によるものかもしれませんが、手持ちのM570は3つとも平均で2年目に入る頃ぐらいからチャタリングを起こしていたことを考えると、このあたりも改善されているのでしょうか。

ただ、そろそろガタついてくる頃なので、そうなった際にはM575のクリーニング記事も書きたいなと思います。

 

終わりに

3年使った結論から言えば、7,000円ほどを出す価値のあるトラックボールであると言えるでしょう。

エルゴノミックなデザインで手が疲れにくく操作も快適、そしてハードな作業にも応えてくれる耐久性も持ち合わせています。

さまざまなメーカーからピンキリでリリースされているトラックボールですが、M575はその中でも頭一つ抜けて人気なのがよく分かりました。

以前、「ProtoArc EM04」という製品を購入し、それも結構良かったのですが、今後もメインはM575やその後継機種にしていきたいと思えるものだったので、トラックボールを試してみたい人、買い替え時期の人は是非とも試してみてくださいね。

 

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