皆様お疲れ様です。AZUです。
先日、ずっと気になっていたTAIONの「ベーシック ハイネックWジップ インナーダウンベスト（TAION-002WZ）」を購入しました。
40歳を超え、秋冬のコーディネートをシンプルかつ機能的にアップデートしたいと考えていた私にとって、このアイテムはまさに理想的な選択でした。
実は、ダウンベスト自体、40年以上の人生で初めての挑戦だったりします。
価格は5,940円と、ユニクロの「ウルトラライトダウンベスト」より1,000円ほど高くなります。
しかし、ダウンの品質や縫製技術など、専門メーカーならではのこだわりが詰まっていると感じ、この差であれば専門メーカーの方を選ぶのは当然といえばそうだと思います。
インナーダウンは、その特性上、表記サイズよりもタイトな作りになっていることが多いです。
私も普段はXLサイズを着用していますが、今回は2XLを選びました。
XLでも問題なく着ることはできましたが、春秋に一番上に着たいという思いもあり、少しゆとりのあるサイズ感にしました。
TAIONのダウンベストは、800フィルパワーという高い保温性を持っています。
フィルパワーとは、ダウンの膨らみ具合を示す単位で、数値が高いほど保温性が高いと言われています。
一般的に、600フィルパワーあればインナーダウンとして十分と言われていますが、TAIONのダウンベストはそれを大きく上回る800フィルパワーです。
実際に着用してみると、とても暖かく、都市部の冬であればインナーダウンとして十分以上の性能です。
ユニクロのウルトラライトダウンベストは750フィルパワーなので、TAIONの方が若干上という感じですね。
そう考えるとユニクロってやっぱりすごいんですね。
収納袋も付いていて、オフシーズンはこのまま収納、旅行の際にパッカブルなアイテムとして持ち運ぶことが可能です。
かなりコンパクトになりますし、春秋の少し寒い日に羽織るものとしてはかなり暖かくて頼りになります。
ロンTの上から羽織ってみましたが、２XLで「これで普通のXLかな」というサイズ感。
ダブルジップなので下からも開くことが可能です。着こなしにこだわりがある人にも対応しています。
春秋はこれで簡単にコーディネートが成立するのは、クローゼットを出来るだけシンプルにしておきたい私としては助かります。
ちなみに、この写真の撮影は10月の後半あたりなのですが、曇り気味とは言え気温は28℃と真夏並みの暑さでした。
袖なしのダウンベストなので「まあ余裕っしょw」と始めてみたものの、800フィルパワーの防寒性の前には為す術なく、この1枚を撮るので精一杯でした。
冬は手持ちのAVIREX M-65のライナー代わりに使いたいなと。
M-65は非常に気に入っているのですが、ライナーが付いていないタイプのものだったので冬にこれ1枚だと流石に寒いんです。
-
-
AVIREX M-65フィールドジャケット｜戦うために作られたミリタリーウェアのデザイン・機能美を再認識
皆様お疲れ様です。AZUです。 今回は2023年の秋ごろに購入した「AVIREX M-65フィールドジャケット」についての記事です。 M-65フィールドジャケットといえば、ミリタリーウェアの歴史に名を ...
続きを見る
本格的なライナーは15,000円台と結構高いし、これ1枚で着るのはあまり好きじゃないんですよね。
という事で「ロンT+ベスト+M-65」をレイヤーしてみると、防寒性はヘビーアウターとほぼ変わらない感じです。
ヘビーアウターレベルのものを28℃の屋外で着るにはあまりにも辛くて、こちらも1度の撮影で速攻引き上げました。
このM-65は裏地がオールコットンなので肌触りは良いのですが、滑りが悪く、薄手のインナーダウンであっても袖付きのものだと着るのに結構苦労してしまいます。
ベストだと袖はないので、ロンTだけであれば袖通りもスムーズ。大阪の冬程度であればM-65との組み合わせで充分に越せるのではないかなと思います。
去年の冬は「ユニクロ＆ホワイトマウンテニアリング」のリサイクルハイブリッドダウンジャケットとフリースフルジップパーカのレイヤードがメインアウターでしたが、今年はM-65をヘビロテすることで、出不精な私も少しは外出を楽しめそうです。
ミニマムなクローゼットを作る手段の一つとして、レイヤードによるコーディネートを考えるというのは非常に有効ですね。
皆様も是非お試しください。
今回は私の好みでハイネックを選びましたが、Vネックの方がコーディネートの幅は広いと思います。
