大昔に近所のリサイクルショップで「DW-6500」を3000円ほどで買い、それが人生初めてのG-SHOCKでした。
5年ほどヘビーユースの後に壊れてしまって以降、10年以上経った今、新品の「G-SHOCK GA-2200BB-1AJF」をお迎えしました。
価格としては13000円台と、最近のG-SHOCKとしては安価なモデルではありますが、メインのプロマスターよりも気を使わずにカジュアルに使いたいという理由もあります。
そして私は季節問わず黒い服が多いので、それなら時計も真っ黒にしてしまおうという事で絶対的に視認性に優れないオールブラックを選んでみました。
最近のG-SHOCKはフルデジタル表示よりもアナログ+デジタルが多い印象で、このモデルもメインはアナログです。
ケースデザインとしてはオールブラックに6本のシルバービスがアクセントになり、非常にクールな印象です。
盤面は多くの情報が盛り込まれつつも、こちらもオールブラックにより引き締まったルックスです。
カーボンコアガード構造により耐衝撃性に優れ、20気圧防水でアウトドアシーンやちょっとしたマリンスポーツでも余裕で使えます。
画像だと盤面も見やすい感じですが、実際はもっと黒いので全体的な視認性はそこまで良いものではありませんが、明るい場所だと思った以上にアナログ針も見やすく、アクセサリー以上の働きはしてくれるという感じでしょうか。
逆に言えば少し暗めの場所だと針は見えないので、バックライトのデジタル表示頼りとなります。
バックライトはスーパーイルミネーターという高輝度なダブルLEDライトによりかなり明るく表示されます。
とはいえアナログ針ではなく、デジタルディスプレイの方で時刻を確認する形となります。
ものすごく明るいところではアナログ、それ以外だとデジタルという使い方になりますが、これはオールブラックというのが理由で、他のカラーだと文字盤の視認性は問題ありません。
カーボンコア構造により、表裏から本体モジュールを包み込むことで耐久性を向上させているのですが、厚みは12.8mmと思ったよりも薄いです。
これならスーツでも邪魔にならないので、ビジネスシーンでも使えますね。ボタンは大きくて反応もいいので押しやすく操作性に優れています。
バンドも分厚い割に装着時に硬さはあまり感じません。チープカシオと違って耐久性は期待できそうです。
あと、個人的に珍しいと思ったのが、このモデルはG-SHOCK独自のバンド幅ではなく、普通の24mm汎用バンドがそのまま使えるという点です。
このバンド自体はクイックリリース式で特別な工具は不要で取り外せるという点も良心的ですね、
このままでも充分かっこいいですが、せっかくカスタムできるのであればNATOストラップにしてみたいなと思ったりしています。
レビュー記事を書き終えるまでは大きな傷をつけたくなかったので、購入後の2ヶ月間はあまり出番がなかったのですが、これからはワンマイルでもガンガン使っていきます。
しばらくはこのまま使って、気が向いた時にでもNATOストラップでカスタムして楽しみたいです。
G-SHOCKと言えば割とゴツゴツして文字盤が賑やかというイメージですが、オールブラックのこの機種ならかなりミニマムでシンプルな感じになりますね。
DW5600系のカスタムも楽しそうとは思いますが、今回はこちらを選んで良かったなと思っています。
量販店などでもよく見かける機種なので、気になる人は是非ともチェックして見てくださいね。
こちらだとかなり視認性は良くなります。シルバーも結構クールで良い感じ。
こちらはデザインが個性的で気になってました。ただ、視認性はオールブラックよりもしんどいかも。