私たちは普段、どれだけの物を持ち歩いているでしょうか?
ふとしたきっかけで「大型家電を除いて、自分の人生に必要なものがスーツケース1つに収まるのか?」と考えました。これはあくまで実験的な発想ですが、所有物を極限まで見直す良い機会になるかもしれません。
どんなスーツケースを想定する?
私の場合、1週間程度の旅行に使うサイズのスーツケース(61~80Lほどらしいです)とリュック、そしてギターを弾きたいのでギターケース1つは持ちたいと考えました。
この組み合わせなら、必要最低限の衣類、仕事道具、生活必需品を収納できます。リュックは日常的に使うものを持ち運ぶためのサブバッグとして活用するイメージです。
スーツケース1つに全てを収めるというのは、単なる「荷物を減らす」試みではなく、自分にとっての本質的な持ち物を見極める作業とも言えます。限られた空間に何を入れるかを考えることで、本当に大切なものが見えてくるのです。
収納すべきアイテムのリスト
スーツケース1つに収めるなら、どんなものを厳選すべきか?
- 衣類:複数の季節で兼用可能な服、インナー、下着、靴下
- ガジェット類:ノートPC、スマホ・タブレット、イヤホン
- 生活用品:洗面道具、タオル、救急セット、折りたたみ傘、エコバッグ、カトラリー
- 貴重品:財布、カード類、パスポートなど
- 趣味の道具:私の場合はギター、MIDI鍵盤、オーディオインターフェイス
- その他:モバイルバッテリー、ソーラーパネル、マルチツール
このリストを見ても分かる通り、実は生活に必要なものはそれほど多くありません。逆に言えば、普段いかに不要なものに囲まれているかを実感する機会にもなります。
あと、ツール自体のサイズもどれくらい小さく出来るのかということも考えていきたいです。
本当にこれで足りるのか?
普段はここまで物を減らす必要はありません。しかし、いざという時に、この規模のサイズに必要なものをすぐに選んで収められるようにしておくと安心です。
たとえば、急な長期出張や引っ越し、災害時の避難など、最小限の荷物で移動しなければならない状況は意外とあります。そういった時に、自分にとって本当に必要なものが何かを把握しておくことは、スムーズな対応につながります。
また、物を減らすことにより、日常のストレスや管理負担を減らせるというメリットもあります。選択肢が少ないほど決断が楽になり、シンプルな生活を楽しめるのです。
まとめ:スーツケース1つに収めることで見えるもの
今回の試みを通じて、改めて「本当に必要なものは意外と少ない」ことを実感しました。
もちろん、これはライフスタイルや価値観によって変わるので、万人に当てはまるわけではありません。ただ、物を減らすことが目的ではなく、「自分にとって本当に大切なものを見極めること」が大事なのだと思います。
スーツケース1つに人生を詰め込めるか?
この問いを通じて、あなたも自分にとって必要なものを見直してみてはいかがでしょうか。
試しに、短期間でも「スーツケース1つ生活」をしてみると、新しい発見があるかもしれません。