最近、お米の価格が上がってきています。私のように日常の食事を大切にしている者にとって、お米の品質は無視できません。とくに家族の健康や安心を考えると、見た目や価格だけで選んでしまうのは危険です。
市場には、古米や添加物で加工されたお米など、注意が必要な商品も出回っています。この記事では、表示から見分ける方法や、今話題になっている「新型プラスチック米」についても触れながら、安全でおいしいお米を選ぶための情報をお伝えします。
袋の表示で見抜く!安全なお米の選び方
まずは、お米のパッケージを見て、次の3点を確認しましょう。
1. 販売者情報が明記されているか
袋の裏側にある「販売者欄」をチェックします。
「国産」とだけ書かれていて、住所や会社名などの詳細がない場合は注意が必要です。これは食品表示法に違反している可能性があります。
信頼できる販売者は、所在地や連絡先を明記しています。購入前に必ず確認しましょう。
2. 精米年月日が明確か
お米は精米から時間が経つほど、風味が落ちていきます。
精米年月日が「令和○年」などとだけ書かれていて、具体的な日付がない場合は避けたほうが無難です。
鮮度の高いお米を選ぶためには、「年月日」でしっかり記載されている商品を選びましょう。
3. 原料表示が「単一原料米」かどうか
「複数原料米」と表示されているお米は、どこの品種が混ざっているか分からない場合があります。
一方で「単一原料米」と書かれていて、なおかつ「国内産」や具体的な都道府県名がある場合は、安心して選べるお米と言えます。
要注意!新型プラスチック米とは?
見た目が新米のようでも、実は古米に添加物を加えて見た目だけを整えた「新型プラスチック米」と呼ばれる商品が存在するといわれています。
これは、以前中国で問題になったプラスチック米とは異なりますが、やはり注意が必要です。以下の添加物が使われている可能性があります。
危険性が指摘される添加物の例
- リン酸塩:見た目や食感を良くする目的で使われますが、過剰摂取は骨密度の低下につながるリスクがあります。
- ソルビトール:甘味や艶を出すために使われますが、腸内環境の悪化が懸念されます。
- プロピレングリコール:石油由来の保湿剤。見た目を良くしますが、発がん性の可能性が指摘されています。
「新型プラスチック米」の見分け方
次の特徴に当てはまるお米には注意が必要です。
- 必要以上に艶がある
- お米本来の香りがない
- 価格が極端に安い(ディスカウント米など)
これらの特徴がそろっている場合は、購入を控えたほうがよいでしょう。
まとめ:表示の確認を習慣にして、安全なお米を選ぶ
お米は日常的に食べるものだからこそ、品質にこだわる必要があります。安さに惹かれて買ったお米が、実は安全面で不安がある商品だったとなると、後悔してもしきれません。
選ぶ際は以下を意識しましょう。
- 販売者の住所・社名が記載されているか
- 精米年月日が具体的に記載されているか
- 原料が「単一原料米」かどうか
- 艶や香りが不自然でないか
- 極端に安すぎないか
ちょうど良いタイミングでお米を買ってきたのでチェックしてみましょう。
おくさま印の無洗米で、価格は税込み4,400円ほどです。いやいや、本当に高いです。以前は税込み3,000円ほどだったのに・・・
国産とありますが、複数原料米ですね。どこのお米がどれくらいの割合で入っているかは一切分からないので何とも言えません。
ただ、メーカー自体の信頼性はある方だと思いますし、精米時期も明記されています。
お米自体も不自然な香りや割れもなく、この日の夕飯に早速食べてみたのですが、普段食べている国産米と特に違いは感じられませんでした。
これで1ヶ月は保たせられるのでホッとしています。
今後、お米の価格がどうなっていくかは分からないですし、正直かなり不安を感じています。
まさか令和のこの時代になって、お米に困るなんて誰も思わないでしょう。
政府、農林水産省が今になって対策を始めているようですが、政治が悪いと最低限の主食すらも危うくなるということが今回のことで大きな学びになりました。
安く手に入るのは古米になるのですが、手に入った際にはブログでレビューなんかもしてみたいなと思います。