
こんにちは。
今回は、私が2017年頃に購入した Surface Pro 5 の活用についてお話ししたいと思います。現在、メインのデスクトップPCがあり、最近はそれなりのノートPCを買ったこともあり、Surface Pro 5はほとんど使っていない状態です。しかし、一応ミニマリズムをテーマとするこのブログで、「使わないなら処分しろよ」という声が聞こえてきそうですが、ガジェット好きの私としては、どうにかこのSurface Pro 5を今の時代でも使えるようにしたいと考えています。
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Windows 10サポート終了とSurface Pro 5の課題
現在、私のSurface Pro 5に搭載されているOSはWindows 10です。しかし、2025年10月14日にはWindows 10のサポートが終了します。これ以降はセキュリティ上のリスクが非常に高まるため、インターネットに接続しての利用は危険になります。
さらに、もう一つの問題があります。2017年モデルのSurface Pro 5は、残念ながらWindows 11へのアップグレード要件を満たしていません。スペックが足りないため、正規の方法ではWindows 11をインストールできないのです。この記事を書いているのが2025年7月ですので、あと3ヶ月もすればこのPCはセキュリティ的に非常に危険な状態になってしまいます。
このような状況ですが、状態は悪くないため、最後まで使い切りたいと思っています。そこで、いくつか活用方法を検討してみました。
選択肢1:完全にオフラインで使う
最も手軽な方法として、Surface Pro 5を完全にオフラインで利用するという選択肢があります。インターネットに接続しなければ、セキュリティ上のリスクは大幅に軽減されます。
具体的な使い方としては、以下のようなものが考えられます。
- 音楽プレイヤーとして:お気に入りの楽曲データを大量に保存し、高音質で音楽を楽しむ専用機にする。
- 写真ビューアーとして:仕事や趣味、思い出の写真を保存し、デジタルフォトフレームのように利用する。
- 電子書籍リーダーとして:自炊した本のデータがある場合、電子書籍の閲覧に特化させる。
ネットワークに接続できないという制限はありますが、特定の用途に絞れば非常に便利なデバイスとして活用できます。もし他の方法が難しい場合の最終手段として、この選択肢も検討に値するでしょう。
選択肢2:Windows 11を無理やり導入する?(推奨しません)
次に考えられるのが、Windows 11を無理やりインストールする方法です。これは、Windows 11のインストール要件を無視して導入するという、非正規の手段です。実際に、中古PC市場ではこのような形でWindows 11が導入されたデバイスを見かけることもあります。
しかし、この方法は個人的には推奨しません。Microsoftは、セキュリティ上の理由からPCのスペック要件を設けています。それを満たさないPCに無理やりOSを導入した場合、今後のOSアップデートの対象外になったり、セキュリティパッチが適用されなくなったりする可能性があります。
たしかに、これに対する対策を講じる人もいるかもしれませんが、セキュリティ上の不安は常に残るでしょう。サイバー攻撃の手口は日々巧妙化しており、セキュリティ上の弱点を突かれるリスクを考えると、この方法は避けたいと考えています。
選択肢3:Windows以外のOSを導入する(Linuxなど)
インターネットに接続してPCを使いたい場合、最も現実的な選択肢はWindows以外のOSを導入することです。例えば、Linux(リナックス)と呼ばれるOSがあります。
Linux系のOSは非常に多くの種類があり、そのほとんどが無料で利用できます。動作も比較的軽いため、ウェブブラウジングや動画視聴など、一般的な用途であれば快適に利用できる可能性があります。Googleが提供しているChrome OSも選択肢の一つとして考えられます。
Linux導入の課題と私の挑戦
Linuxの導入は、セキュリティ面でも安心・安全な方法だと思っています。しかし、実際に調べてみると、ただインストールすれば良いというわけではないようです。
例えば、Surfaceシリーズの場合、Linuxをインストールしただけでは、Surfaceの大きな特徴であるタッチパネルが動作しない、Wi-Fiに接続できないといった問題が発生することがあるようです。これでは、インターネット接続を目的とした導入としては致命的です。
これらの問題を解決するには、専門的な知識や手順が必要になります。ソフトウェア周りのことに関しては素人の私にとって、これは高いハードルだと感じています。
しかし、せっかくの機会なので、このブログを通じて皆様の知恵をお借りしながら、Surface Pro 5をLinux搭載PCとしてバッチリ仕上げることに挑戦してみたいと考えています。もし上手くいけば、その過程をこのブログで解説する記事も書かせていただきたいです。
あるいは、いつか誰かがSurface Pro 5にLinuxを簡単に導入できるようなツールや手順を開発してくれるのを待つのも一つの手かもしれません。専門知識を持つ方々の英知には心から敬意を表しつつ、厚かましくもその恩恵にあずかりたいと思っています。
まとめと今後の展望
今のところ、Linuxの導入が最も現実的な選択肢だと考えています。この挑戦が成功すれば、Surface Pro 5をまだまだ現役で活用できる可能性が広がります。
このSurface Pro 5の再活用プロジェクトがどのように進んでいくのか、ぜひ今後の記事にご期待ください。
