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ミニマリズムを超えて|自身の人生をより豊かにする手放す技術

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人生をより豊かに、そして心穏やかに過ごすために、私たちは何を「手放す」べきなのでしょうか。この問いは、日々の生活を送る中で誰もが一度は考えたことのあるテーマかもしれません。今回は、充実した人生を送るために手放すべき8つのことについて、その具体的な考え方や実践方法について書いてみます。

他人に好かれようとすること

すべての人に好かれようとすることは、時に自分自身を偽り、疲弊させてしまう原因となります。人生において、全員から好かれる必要はないという事実を受け入れることが大切です。無理に愛想を振りまいたり、本当の気持ちを抑え込んだりするのをやめ、自分が心から心地よく過ごせる相手との関係を大切にしてください。嫌われることを恐れず、自分らしくいられる環境を選ぶことが、心の平穏に繋がります。

ただ、「嫌われる勇気を持つこと」と「嫌な人になる」というのは全然違うので、そこだけは注意が必要です。

他人と比べること

人は誰しも、他人と自分を比較してしまう傾向があります。しかし、他者との比較は、私たちに不要な疲労や劣等感をもたらすことが多いです。本当に大切なのは、昨日の自分よりも今日の自分が少しでも進歩しているかどうか、その地味な変化を楽しむことです。他者との比較を手放し、自分自身のペースで着実に歩むことに集中することで、心がより安定し、日々の小さな喜びを見つけやすくなります。

例えとしては何度も触れてきたことですが、他人のSNSは、その時点で最高に幸せであったりするシーンを瞬間的に切り取っているだけです。気にする必要は一切ありません。

それでも気になる人はSNSをやめるとかなり効果がありますよ。

自分を特別に見せようとすること

誰もが「特別な存在」である必要はありません。無理に背伸びをして自分を良く見せようとすることは、私たちに不必要なプレッシャーを与えます。むしろ、脇役として、あるいは平凡な一員として、気楽に楽しく生きるという選択肢も存在します。ありのままの自分でいられること、そしてその中で機嫌よく過ごせることこそが、本当の幸福へと導く道なのです。自分を特別視することから解放され、等身大の自分を受け入れることで、心が軽くなります。

今の時代は「平凡に生きること」自体も少し難しくなってきていますが、それでも心がけ次第でそれなりに楽しい日々を送れるのかなと思います。

ポジティブになろうとしすぎること

常にポジティブでいなければならないという強迫観念は、私たちに新たな負担をかけることがあります。ネガティブな感情も、人間が危険を回避したり、失敗から学んだりするために必要な自然な機能です。無理にこれらの感情を排除しようとすると、かえって心身が疲れてしまいます。ネガティブな側面も自分の一部として受け入れ、感情の波に身を任せることで、心はより穏やかになるでしょう。

私は生まれつきネガティブな割合のほうが多いです。ですが、そのおかげで色々な危機や危険を回避できてきたと思っているので、そのままの自分と付き合っています。

常に生産的でいようとすること

現代社会では、常に何かを生産し続けることが良いことだとされがちですが、何もしない時間こそが最高の贅沢であり、人生に必要な「余白」であると私は考えます。休むことは決して無駄ではなく、心身を回復させ、新たな活力を生み出すための立派な生産活動です。無理に予定を詰め込むことをやめ、意識的に休息の時間を設けることで、日々のパフォーマンスも向上し、心の余裕が生まれます。

そもそも日本人は世界の人々と比べても睡眠時間や休息時間は短いので、あまり気にせずゆっくり行きましょう。

正しさにこだわること

物事の「正しさ」に固執することは、人間関係の軋轢を生み出すことがあります。特に日常生活における些細な事柄では、正論を主張するよりも、心地よさを優先する柔軟な姿勢が求められます。自分の意見が正しいと感じても、それを押し通すことで周囲との間に溝ができるなら、あえて言葉にしない選択も時には必要です。真の豊かさとは、常に正しいことの追求にあるのではなく、心のゆとりと円滑な人間関係の中に見出されます。

未来を完璧に計画すること

人生は常に計画通りに進むとは限りません。未来を完璧に計画しようとすることは、予測不能な出来事への不安や、計画が崩れた際の落胆を引き起こす可能性があります。大まかな方向性だけを決め、あとは臨機応変に、その時々の状況を楽しむ柔軟な姿勢が重要です。未来のために今を犠牲にしすぎることなく、目の前の瞬間を大切にすることで、毎日をより充実させることができます。

私も何も準備していないということはありませんが、兄はかなりしっかりと未来設計をしているなと思うことがあり、流石だなと思う時があります。ですが、私も40代後半となり、言い方は悪いですが、人生の終わりがいつ訪れるか分かりません。ここ数年は特に、今の自分のために、今目の前にいる大事な人と触れ合う時間を最優先して生きています。

先のことは「なるようにしかならない」という考えです。

過去の失敗を悔やみ続けること

過去の失敗や後悔は、私たちを縛りつけ、未来への一歩を妨げることがあります。しかし、これらの経験もまた、現在の自分を形成する大切な要素です。過去を否定するのではなく、それらを「今の私」を築くための材料として受け入れることで、より前向きな気持ちで日々を過ごすことができるでしょう。過去の出来事から学びを得て、「それでも大丈夫」と心から思える強さを持つことが、私たちの成長に繋がります。

たまに大昔の失敗や嫌なことを思い出しますが、最近は「俺もバカだったな」と笑えるようになってきました。歳を取ると段々そういう風に思える時が来るのだと思います。まあ、今も私はあまり変わっていないのでバカのままだと思います。

まとめ

これらの「手放す」という選択は、決してネガティブな意味合いを持つものではありません。むしろ、不要なものを手放すことで、私たちは本当に大切なものを掴み、より軽やかに、そして自由に生きることができるようになります。一つ一つ実践していくことで、人生はさらに豊かになることでしょう。

お互いに気楽に、楽しく生きていければ良いですね。

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