以前、カレーと味噌汁の組み合わせでノスタルジーに浸る感じの、人として深さを全く感じさせない記事を書いたことがあるのですが、今回はナポリタンバージョンです。
私はナポリタンが好きなので、定期的に作っては飲み物のように流し込んでいて、この日も同じく大量に作って皿に盛ったところで思い出しました。
「残り物の味噌汁とご飯あったよね」と。
早速、冷蔵庫から取り出して電子レンジで温め、テーブルへ並べます。
ちょっといびつなミッキーみたいですが、これでナポリタン定食が完成です。漬け物がなかったのが悔やまれますが、一応形にはなっているのでOKとします。
私が住む大阪には、太古の時代より「焼きそば定食」なるものがあり、「炭水化物による夢のコラボレーション」として王道を示し続けています。
それならばナポリタンでも全然問題ないとは思いませんか？思いませんよね。見た目もほとんど同じだし麺類だしソースかケチャップくらいしか差がありません。
ナポリタンは十分ご飯のおかずとして成立しています。ケチャップ味のソーセージとパスタはご飯が進みますし、味噌汁も焼きそば定食並みのオアシス感があります。
ネットで調べてみると、ナポリタン定食は割とメジャーな存在みたいで、ご飯かパンの組み合わせがあるようです。
もちろんパンも合います。焼きそばパンのようなビジュアルのナポリタンドッグもあるくらいなので、合わないわけがありません。
味噌汁じゃなくて洋風なスープでも美味しいことに間違いはありません。ですが、定食である以上は、パンとスープではなく、ご飯と味噌汁の組み合わせが至高ではないか思うんです。
この組み合わせで食べていると、何だか子供の頃に母が作ってくれたナポリタンをご飯と一緒に食べていたような懐かしい気持ちが込み上げて、「ああ、あの頃は何もかもが楽しかったな…」と心温かな気持ちになれました。
私の家ではパスタの日は必ずパンとコンソメスープの組み合わせでしたが、そんなことはどうでも良くて、このノスタルジックな気持ちに浸れるということが大事。
皆さんも一度試してみてください。自分で作れなくても電子レンジでチンしたり、お湯をかければ出来上がるものばかりなので是非とも。
ナポリタンはやっぱり大盛りじゃないと物足りないですよね。
最近はパックご飯もかなりお高くなっているので、出来れば自炊がおすすめです。
私は味噌汁は自分で作る派ですが、フリーズドライのものは本当に美味しいものが多いです。茄子のやつとか特に。
