
普段、ズボンのベルトループにカラビナで鍵やライトなどをぶら下げている方は多いのではないでしょうか。ちょっとしたものを手軽に引っ掛けられて便利ですよね。
しかし、その手軽さの裏で、ベルトループには徐々にダメージが蓄積しているのも事実です。
毎日同じ使い方を続けると、カラビナの重さや摩擦でベルトループのへの負荷が掛かり、やがては破れてしまうことがあります。
私も最近ですが、1年ほど着用していたジーンズのベルトループが、カラビナの重みに耐えきれず破れてしまったのです。一応、補修はしたのですが、自分でやるにも、お直し屋さんでやってもらうにも手間がかかります。そこで、何か良いアイテムはないかと探していた時に見つけたのが、ビクトリノックスのベルトハンガーです。

ベルトハンガーは他にも色々ありますが、このアイテムを選んだ理由はいくつかあります。
以前、レザー製のものを使っていたのですが、どうしても経年で耐久性が大きく落ちてしまいます。しかし、このベルトハンガーは耐久性の高いステンレス製です。これなら長く使えるだろうという安心感がありました。

構造上、ベルトから外れて落ちてしまうということが無いので、少重いものをぶら下げても、しっかりとホールドしてくれる安心感も大きなポイントです。
こうして見ると、本当によく出来ているなと思います。

余計な装飾が一切なく、非常にシンプルで上品なデザインは特定のファッションジャンルに縛られることなく、どんな服装にも自然に溶け込んでくれます。
若い頃は「クロムハーツ系」のような、ハードで装飾的なデザインのウォレットチェーンを好んでいましたが、今の私にはそれも合わなくなってしまったので、これくらいのシンプルな機能美を感じさせるものに魅力を感じてしまいます。
あと、1,000円台でこれだけのクオリティを感じられるというのは本当に凄いことです。流石スイスのメーカーと言ったところでしょうか。
このベルトハンガーを使うことで、一番の懸念だったベルトループの破損を防ぐことができます。ぶら下げるものの重みは、ベルトループではなく、ベルトそのものにかかることになります。もちろん、ベルトに負担がかかることになりますが、私はユニクロのベルトを愛用しているので、あまり大きなデメリットにはなりません。
少なくともベルトループが敗れてしまうよりはダメージが少ないです。

同社のマルチツールをつなげてみるとこんな感じで、作業で必要になったらすぐに外して使えます。
ロゴが揃うと統一感があって良い感じですね。
マルチツールは10年ほど愛用している「クラシックSD 0.6223B1」です。

他には、鍵やマルチツールをぶら下げるのが主な使い方ですが、アイデア次第でさまざまな用途に活用できます。例えば、チェーンを連結させれば、ウォレットチェーンとしても使えます。ハードになりがちなウォレットチェーンも、これなら上品な雰囲気に仕上がり、スーツスタイルにも合わせやすいですね。
私はキャッシュレス派なので、財布ではなくカードケースを愛用しています。ACIESのカードケースについては以下のリンクからご覧ください。
Acies スライド式クレジットカードケース|ミニマリズムの終着点として選ぶ財布

こうしてEDCアイテムを引っ掛けておくと、何時でも使える状態なので何かと便利です。バッグを持ちたくない人は、スマホなどを収納するポーチを繋げるのも良いのではないでしょうか。
私の場合はライトくらいでしょうか。手持ちのマルチツールはブレードが付いているので外に持ち出すのは難しいです。近いうちにブレードなしのものを買いましょうかね。
ベルトループへのダメージが気になっている人は、是非とも検討してみてくださいね。


