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1990年代の国産コンポーネントギター「P-PROJECT ストラトタイプ」

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「こだわりの愛用品」シリーズでは「私が長年愛用してきたもの」や「今後長く愛用していきたいもの」を紹介していくのですが、記念すべき第1回は20年以上の付き合いとなるギター「P-PROJECT ストラトタイプ」を紹介します。

1990年代の国産コンポーネントギターで、手に入れたのは1998年頃でしょうか。レコーディング用に高品質で長く使えるものを1本くらいは持っておきたいと思ったのがきっかけです。

そして現在までの長い期間、さまざまな音楽制作を中心に私にとっては「音楽人生における伴侶」と言えるくらいの活躍をしてくれました。

もちろん今も常に傍らに置いて、気が向いた時に弾いています。

 

「90年代の国産コンポと言えば」的な仕様やクセのないサウンド

トラッドな3シングルのストラトタイプですが、ボディはメイプルトップ・マホガニーバック、ネックはメイプル、フィンガーボードはエボニーとオーソドックスなフェンダーのストラトとは大きく違います。

当時のP-PROJECTはこの仕様のギターを多く作っていたようですが、良い木材が手に入らなくなってきた今だとこんな材でオーダーしたらとんでもない金額になりそうです。

音に関しては「全くクセのない、それでいて大きな特徴もない音」です。こう書くと平凡なイメージですが、品質の高さによる弾きやすさや音作りのしやすさ、ジャンルを選ばない素直な音はさまざまな制作に使える万能型で、実際にどんな曲を作るにしても必ず手元に置いていました。

私にとっては本当に「頼れる相棒」です。

 

1本は「良いギター」を持っておくと人生が捗るかも?

「良いギター」の定義は人それぞれだと思います。もちろん安いギターにも「当たり」はあるので、それを長く愛用するというのも素晴らしいことです。

ただ、私のギターも超ハイエンドという訳ではないのですが、それでも品質としてはそれなりのクオリティであったのと、かなり大事に手入れして弾いてきた甲斐もあって、これまでに大きなトラブルもなく良好なコンディションを保ち続けてくれています。

音に関しても好みは変化していきますし、長く続けているとその分音作りもイメージ通りに出来るようになるので、個人的には木材と作りが良いものであることを優先すると「良い1本」に出会えるのではないかと思います。

若い時や独身の間は自分にお金を使えるので、多少生活費が少ない期間があっても何とかなるのですが、ライフステージが変わって結婚や子育てとなると経済的に余裕のある立場でもない限り、好きな物を好きな時に買える人は少ないと思うので…

ギターを長く付き合える趣味としてやっていきたいと思っている若い方や、経済的に余裕のある方は是非とも「長く付き合える1本」を手に入れてください。

 

終わりに

これまでの40年半ばの人生において、さまざまなモノを買ってきて、その数だけ当たり外れを経験してきましたが、このギターに関しては「120%当たり」であると断言できます。

20年以上使い続けてこられて、よほどのことが無い限り今後も同じようにそうしていけるなんて、どの面においてもパフォーマンスが良すぎだと思います。

更に20年後となると私も高齢者の仲間入りなのですが、その時も変わることなくこのギターを弾きながら楽しく過ごせるように健康的な人生にしたいものです。

エレキ、アコギどちらでも良いですが、「ギターがそばにある人生」オススメですよ。

更に詳しい内容については以下の私の別ブログ記事をご覧ください。

【所有ギター紹介】1990年代の国産コンポーネントギター「P-Project ストラトタイプ」について(AZU Soundworks)

 

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