
私が最近プライベートでも愛用しているAVIREX(アビレックス)というブランドがあります。
もともとはアメリカ軍のフライトジャケット、いわゆる軍服を作っていた由緒あるメーカーで、現代ではストリートファッションの定番としても非常に人気がありますよね。
ミリタリー特有のタフさと、どこか無骨で男らしいデザインが魅力のブランドです。
そんなアビレックスが、なんとなんと作業着、いわゆるワークウェアの業界に本格参入したというニュースを耳にしました。
ブランド名は「AVIREX - WORK -」。たまたまインターネットで情報を見かけたのですが、正直に申し上げて、まさかあのブランドが現場仕事の服を作るなんて、と驚きしかありませんでした。
でも、よくよく考えてみれば、軍隊の過酷な環境に耐える服を作ってきた歴史があるわけですから、過酷な現場で働く職人さん向けの服を作るのは、ある意味で必然だったのかもしれません。
フライトギアのツールとしての歴史を継承し、プロの声を形にしたタフで誠実なワークウェア。親和性は非常に高いです。
私は一時期ですが、内装工事業者をしていた時期がありました。壁紙や床材を貼ったりする仕事で、当時はもちろんワークマンなどの作業着を愛用していました。
当時の作業着は今ほどおしゃれなバリエーションはありませんでしたが、安くて頑丈なことが何よりの正義でした。
最近のワークマンはカジュアル路線でも大成功していますが、そこへあのアビレックスが参入してくるというのは、現場のファッション事情も少し変わってくるのではないかと思っています。
2025年秋冬コレクションの気になるラインナップ

AVIREX WORKの2025年-2026年にかけての秋冬コレクションをチェックしてみると、現在は全部で8つの型が展開されているようです。内訳としては、アウターが2型、トップスが3型、そしてパンツが3型という構成になっています。
まず全体を通した感想としては、めちゃくちゃアビレックスらしいです。
ミリタリーテイストが前面に押し出されており、それでいて作業着としての機能美もしっかりと感じられます。ミリタリーのデザインと職人の作業服というのは、実用性を最優先に考えられた機能美がベースにあるため、非常に相性が良いんです。
価格帯についても触れておくと、当然ながらワークマンと比べて若干お高めになっています。
ラインナップの中で最も高価なものが、AV501という型番のフライト防寒ジャケットです。こちらの価格が13,800円となっています。作業用の仕事着として考えると、少し贅沢かなと感じる方もいるかもしれません。
また、ワークジャケットも8,900円という価格設定です。消耗品として使い倒すには勇気がいるかもしれませんが、その分、所有欲を満たしてくれるようにも感じます。
何より嬉しいのは、これらが単なる作業着の枠に収まっていないことです。現場で着るのはもちろんですが、ミリタリーウェア好きであれば、普段着にもバッチリ使えてしまいます。
私はAVIREXのM-65を持っていますが、それと組み合わせても良い感じにコーディネートできそうだなと思いました。
スウェットパンツはブラックのみですが、それ以外のアイテムにはカラー展開があり、サイズ展開もM~4Lと幅広いのも良いですね。
以下にアイテムと価格をまとめてみました。
| 品名 | 価格(2025.12.24現在) |
| AV501 フライト防寒ジャケット | 13,800円 |
| AV405 ワークジャケット | 8,900円 |
| AV402 プルオーバーパーカー | 7,600円 |
| AV403 スウェットシャツ | 6,900円 |
| AV804 モックネックシャツ | 4,900円 |
| AV105 カーゴパンツ | 6,900円 |
| AV106 ジョガーカーゴパンツ | 6,900円 |
| AV102 スウェットパンツ | 6,900円 |
気になるものを1つ選ぶとすれば

手持ちの服から考えると、この中で一つ選ぶとすればAV105 カーゴパンツになりそうです。
以前から1本くらいはカーゴパンツを持っておきたいと思っていたのですが、AVIREXだと「BASIC FATIGUE PANTS」が最低でも1万円以上なのに対して、こちらだと6,900円とお手頃なだけではなく、スッキリしたスタイルなので使いやすそうだなと思いました。
カーゴパンツは、デニムシャツなどとも相性が抜群に良いですし、一着持っていればコーディネートの幅がぐんと広がります。仕事で使うにしても、ポケットの配置が工夫されているので、小道具やスマートフォンをスマートに収納できそうです。
まとめ
私が職人をしていた頃、やはり仕事で使う道具や服のデザインが良いと、それだけで朝の現場に向かう気分が少し上がったものです。現場仕事は体力的にきついことも多いですから、自分の身につけるものでモチベーションを維持するのはとても大切なことなんです。
アビレックスワークのデザインは、基本がミリタリーベース。そのため、建設現場や工事現場だけでなく、トラックの運転手の方や、引っ越し業者の方など、体を動かすプロフェッショナルな方々全般に似合うはずです。最近はワークマンのウェアも普及しすぎて、他の人と被るのが嫌だなと感じ始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にとって、このブランドは非常に魅力的な選択肢になるはずです。
特に私が注目しているのは、そのタフさです。軍用規格をバックボーンに持つブランドですから、生地の耐久性や縫製の強さには期待せざるを得ません。内装工事のように立ったりしゃがんだりが多い仕事や、重い荷物を運ぶ仕事では、膝や肩の擦れが激しいのですが、アビレックスのノウハウがあれば、そのあたりの課題もクリアしていることでしょう。
そして、この服は職人さん専用にしておくのはもったいないほどかっこいいんです。普段からミリタリーファッションが好きな方なら、あえてこのワークラインを日常着として取り入れるのも面白いと思います。機能性が高いということは、動きやすくて収納も多いということですから、キャンプやDIYといった趣味の場面でも大活躍してくれるに違いありません。
これからバリエーションもどんどん増えてくるでしょうし、春夏シーズンの展開も今から楽しみで仕方がありません。個人的には「靴」のリリースなんかがあれば嬉しいかもです。
もし実際にこのカーゴパンツを購入したら、また改めてその履き心地や耐久性について詳しくお伝えしたいと思っています。
現場でバリバリ働く職人さんも、週末に趣味を楽しむ方も、一度アビレックスワークの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。機能とデザインがハイレベルで融合したウェアを身に纏うことで、いつもの景色が少し違って見えるかもしれませんよ。

