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40代からのライフスタイル|人生の後半戦に考える「住む場所」都心の喧騒から離れた郊外で静かに暮らすこと

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今、私が住んでいる大阪であれば、梅田や難波といった都心は、それこそ庭のようなものでした。10代、20代、そして30代前半に至るまで、服を買いに行ったり、趣味である楽器店巡りをしたり、映画を観に行ったりと、常に人や情報が行き交う賑わいの中心に身を置くことが、何よりも楽しい時間でした。

特にここ数年、大阪駅周辺は新しい商業施設が次々とオープンし、東京にも引けを取らないほどのメトロポリスとして成長を続けています。人が密集し、密度が高く、あらゆる音が渦巻くその場所は、エネルギーに満ちているように感じます。

しかし、40代も後半に差し掛かり、50代が視野に入ってくる年齢になると、あの頃からの「楽しさ」が、少しずつ「しんどさ」へと変わっていくのを感じるようになりました。

かつては気にならなかった人の多さが、目と耳への疲労となって襲いかかります。人の話し声、お店からのBGM、車の騒音など、都心の雑踏の音は、便利さの裏側にある「ノイズ」として耳に突き刺さってきます。

もちろん、都心は非常に便利で何でも揃っています。

ただ、その便利さと引き換えに、私たちは常に多くの刺激にさらされ、知らず知らずのうちに疲弊しているのかもしれません。

私にとって、仕事や明確な目的がある時以外は、なるべく静かな場所でゆったりと過ごしたい。そう思うようになったのは、自然な心の変化なのかもしれません。

静寂と利便性のバランス。私が都心を離れて郊外を選んだ理由

かつて大阪市内(梅田まで徒歩30分くらい)に住んでいた私が、今は大阪府内の「郊外」に居を移しています。これは、都心の「しんどさ」から逃れるためだけではなく、新しい生活の価値観を見つけたからです。

現在住んでいる場所は、最寄り駅から徒歩5分ほどの距離にありながら、真昼でもほとんど人通りがないほど静かです。駅周辺には生活に必要な店が市内に住んでいた頃以上に揃っていますが、夜になると人気は減り、家にいる間は音のない静かな環境で過ごすことができます。都心にいた頃は、常にどこからか聞こえてくる音に無意識に耳を傾けていましたが、今はその必要がありません。この「静けさ」こそが、何物にも代えがたい豊かさだと感じています。

市内に住んでいた頃は深夜でもたまに若い人の叫び声が聞こえてきたのですが、アレって何なんでしょうね?

さらに、郊外の生活には経済的なメリットもあります。都心と同じ広さやそれ以上の広さの家でも、家賃が大幅に抑えられることが多いのです。生活コストを下げることは、自分のやりたいことや、本当に価値のあるものにお金をかけるための余裕を生み出してくれます。

引っ越しをする際、私は利便性を徹底的に調べました。郊外といっても、しっかりと場所を選べば、実は都心に住んでいた頃よりも、色々な店やサービスへのアクセスが便利な場合があります。交通の便が良い場所、必要な店舗が集中している場所など、自分のライフスタイルに合わせて探すことが大切です。

郊外に住むことは、単に家賃が安い、静か、というだけでなく、「自分の時間」を取り戻し、「穏やかな暮らし」を追求するための、賢明な選択だと考えています。

通販とデジタル時代の恩恵。都心に出なくても全てが手に入る

なぜ、この年齢になって都心への執着が薄れたのか。それは、現代の生活が「通販」と「デジタル技術」によって大きく変わったことが理由の一つです。

20年ほど前の若い頃は、服や趣味の道具、最新のガジェットなどは、実際に店に行って手にとって選ぶのが当たり前の時代でした。しかし今はどうでしょうか。ほとんどの商品が、ネット通販で手に入ります。

私の場合、このブログで紹介しているアイテムの9割以上は、ネット通販で購入しています。服はもちろん、音楽制作に使う楽器や機材、PC関連のガジェットに至るまで、ほぼ全てを自宅から注文し、配送してもらっています。

Amazonのような巨大なプラットフォームを使えば、都心にある大型店舗に並んでいるのと変わらない商品ラインナップを自宅にいながらにして比較検討し、購入することが可能です。これにより「都心に行かなければ手に入らないもの」はほとんどなくなりました。

本当に生活に必要な日用品だけを近所の店で買い、それ以外のものは通販を利用する。このスタイルが確立されたことで、都心へ出かけるのは「用事」がある時、あるいは「遊びに行く」という明確な目的がある時に限られるようになりました。

デジタル時代の恩恵は大きく、自宅が「最も便利な場所」になったと言っても過言ではありません。この変化が、私を都心の喧騒からさらに遠ざけるきっかけになったのです。

人生100年時代を支える視点。静けさと「医療アクセス」の重要性

静かで安価、そして利便性の高い郊外の暮らしは非常に満足していますが、人生の後半戦を考える上でもう一つ、非常に重要な視点があります。それが「医療へのアクセス」です。

人生100年時代と言われる今、私たちが80代、90代まで生きる可能性は高まっています。年を重ねるにつれて、自分の力だけで遠くまで移動することが難しくなる可能性があります。そうなった時、本当に田舎すぎる場所、医療機関から遠く離れた場所では、生活が困難になるかもしれません。

都会の喧騒からは距離を置きたい。でも、いざという時の安心は確保したい。このバランスが、住む場所を選ぶ際の最大の課題となります。

大阪市内でも静かな住宅街はありますし、郊外でも大きな病院やクリニックが集中しているエリアも存在します。年を重ねるほど、自宅から病院、役所、生活必需品を扱うお店へのアクセスが「簡単であること」が、生活の質を大きく左右します。

静けさ、家賃、利便性、そして医療アクセス。この四つの要素を総合的に見て、自分にとって最適なバランスの取れた場所を選ぶことが、人生の後半を豊かに生きるための秘訣だと感じています。

創作活動と内省の時間。静かな環境がもたらす心の豊かさ

私は、静かな環境で孤独を愛し、自分のやりたいことに時間をかけることを好みます。音楽制作、絵を描くこと、そしてこうして文章を綴るブログ活動など、創作活動は私にとって大切な時間です。

これらの活動は、周囲の刺激が少ない「静かさ」の中でこそ、集中力が高まり、質の高いものを生み出すことができると信じています。都心の雑踏の中にいると、常に外部からの情報に意識が散漫になりがちですが、静かな郊外の自宅は、まさに自分だけの「引きこもり基地」であり、最高の仕事場です。

若い頃は、人と関わり、賑わいの中にいることで楽しさを感じていましたが、年齢を重ねると、楽しさの源が「外部」から「内部」へと変化するのかもしれません。誰にも邪魔されない時間の中で、自分の内面と向き合い、小さな気づきやささやかな幸せを拾い上げるように生きていきたい。

これは、決して若い世代の活発な活動を否定するものではありません。ただ、自分のライフステージを考え、若い人たちが興味を持たないかもしれない、静かで穏やかな場所、そして時間に価値を見出したいと考えています。

都心で働く若い世代が賑わいを創出している一方で、私たちのような中盤以降の世代は、そうした喧騒から一歩引いた場所で、自分のペースで人生を歩んでいく。静かな場所で、創作活動や内省の時間を大切にし、心豊かに生きていくことが、これからの私のテーマです。都心へは、たまに遊びに行くくらいで十分。日々の生活は、静けさの中で心地よく営んでいきたいと思っています。

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